PMS(月経前症候群)の約5%の方に、PMDD(月経前不快気分障害)と言われる症状の重いケースがあります。

PMDDは日本ではまだ認識が少ないですが、アメリカでは2013年からうつ病の一種と認められています。

 

PMDD(月経前不快気分障害)の主な症状は、日常生活や社会生活に支障をきたしてしまう程の精神症状です。

PMDD(月経前不快気分障害)が原因で、恋人と別れたり、離婚をしたり、仕事を続けられなくなったりするケースがあるなど、日常生活だけでなく人間関係にまで影響が及ぶ深刻な症状で、
暴言や暴力行為、また激しいうつ症状などで自分をコントロールする事ができなくななり、最悪の場合自殺に至る事もあるそうです。

また、精神症状だけではなく、倦怠感、異様な眠気、ひどいむくみなど体の症状もPMSと比べるときつくでる事が多いようです。

生理前に感情をコントロールする事ができなくなることなどの自覚症状がある方や、周囲にこのような女性がいる場合、病院に行くことをおすすめします。

 

東京女子医科大学東医療センターの精神科でPMDD外来があります。
(すみません、2017年現在PMDD外来がなくなっており別の医師に変わっています)

ここで診察している山田和男先生はPMDDの本も執筆している方です。

本ではPMDDとPMSは別の病気ととらえるべきだと書かれており、PMDDは生理前だけに症状が起こるうつ病の1つだととらえられています。

 

PMDDには低容量ピルや漢方薬ではなく、一番効果のある薬がSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗不安薬なので、
病院に行く場合、婦人科よりも心療内科やメンタルクリニックのほうが進められています。

こちらで病院も紹介しています、いくべき病院がわからない場合は女性外来などに相談してみるという手段も考えられます。