PMS(月経前症候群)に甘い食べ物はよくないといわれています。

何故よくないのか?を簡単にいうと低血糖になり、アドレナリンが分泌されるからです。

 

体の糖分が不足して低血糖状態が続くと、血糖値を一定に保つためアドレナリンが分泌されます。

通常は空腹(低血糖状態)から5時間程はアドレナリン分泌はおこりませんが、
月経前は通常よりも1~2時間短い時間でアドレナリンの分泌が起こります。

 

アドレナリンは別名攻撃ホルモンとも呼ばれ、分泌されると興奮しやすい状態になりイライラしやすくなるのと、
黄体ホルモン(プロゲステロン)が上手に活用できないように作用します。

この為月経前は体の血糖値を一定に保つよう、3時間おきに食事を摂る事も効果的だと言われています。

 

アドレナリン
アドレナリンは副腎髄質より分泌されるホルモンで、ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。

甘い食べ物が引き起こす低血糖症

でも甘い食べ物は血糖値を上げるはずですが、何故甘い物がいけないのでしょうか?

普通は甘い食べ物は血糖値を上げるものですが、甘い物の摂り過ぎが低血糖を引き起こしている場合があります。

それが低血糖症(反応性低血糖症) という症状です。

 

低血糖症とは甘い物やお菓子、ジュースの摂りすぎから起こる血糖値の異常の事で、現代病の一種といわれています。

甘い物やお菓子には多量の糖分が含まれており、吸収されやすい性質の糖分なので、食べると血糖値は急激に上がります。

体はすい臓から血糖値を下げるためのホルモン(インスリン)を分泌して血糖値を下げようとします、これは体の正常機能です。

 

低血糖症が起こるのは日常的に甘い物やお菓子などを摂取している場合です。

甘い物を繰り返し摂取していると、すい臓は疲れて正常に機能しなくなり、インスリンの分泌異常が起こります。

すい臓は少しの甘いものにも反応してインスリンを多量に分泌しだし、こうなると体は慢性的な低血糖状態へと陥ります。

 

低血糖になると、頭がボーとしたり、集中力の欠如、眠気、異常な疲れetcなどの症状が起こります。

そしてなによりアドレナリンの分泌が高まりイライラしやすくなってしまうので、PMS(月経前症候群)の症状を強くしてしまう原因となってしまうのです。

 

低血糖状態が続く ⇒ アドレナリンが分泌される ⇒ イライラしやすくなる

これが月経前に起こると低血糖症はPMSの症状を助長させてしまいます。

 

すべてのPMSの方に低血糖症があてはまるわけではないと思いますが、甘い物の摂りすぎは、特に月経前は避けたほうがいいのかも知れません。

 

どうしても甘い物が辞められない方におすすめなのは、糖分の吸収を遅らせることです。

難消化性デキストリンを甘い物を食べる前に摂取することで、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。

もう1つ、今はやりの糖や脂肪の吸収を抑えるサプリなんかでもいいかと思います。