PMS(月経前症候群)の原因はまだはっきりとした事が解っていませんが、
おおむね関係しているであろうと言われているのが黄体ホルモン(プロゲステロン)です。

何故黄体ホルモンが関係しているといわれているかは、PMSが発症する時期が黄体ホルモンが上昇する時期と重なっているからです。

 

生理がはじまってから~次の生理がはじまるまでの間が1つの周期で、理想の生理周期は28日間とされています。

生理周期には、月経期(げっけいき)、卵胞期(らんぽうき)、排卵期(はいらんき)、黄体期(おうたいき)、という4つの周期に分かれています。

 

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月経期 卵胞期 排卵期
(卵胞期)
〇生理期間中
卵胞ホルモン,黄体ホルモンともに低め
生理が始まるとともにPMSの症状が収まっていきます
◎生理が終わってから~排卵期までの間
卵胞ホルモンが優位
この時期は体温も平熱でPMSの症状もみられません

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
排卵日 排卵期
(黄体期)
黄体期
(PMSが起こる期間)
△排卵日を中心にした5日間
卵胞ホルモン→黄体ホルモンへと優位が入れかわります
ホルモンの優位が変化するため排卵期にPMSの症状がでる方もいます
×排卵が終わり次の生理が来るまでの間
黄体ホルモンが優位
体温は高くなる高温期、PMSの症状はこの時期に起こります

黄体ホルモンだけではないの?

女性ホルモン

PMSは黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が一番多くなる黄体期に起こります。

そのため黄体ホルモンがPMSに関係しているのではないかと言われていますが、まだはっきりとしたはわかっていません。

黄体ホルモンが過剰
黄体ホルモンの低下
卵胞ホルモンの過剰
卵胞ホルモンの低下
黄体,卵胞ホルモンのバランス

なども原因として考えられています。

 

その他、黄体ホルモンが上手く機能しない事でPMSの様々な症状は表れるとも言われています。

黄体ホルモンは女性ホルモンなので、子宮で作用すると思う方が多いかも知れませんが、
体の様々な場所、脳、乳房、目、鼻、骨、皮膚などに受容体をもっています。

ホルモンが上手に作用するためには受容体にきちんと認識される必要があるのですが、PMSの方は黄体ホルモンは分泌されていても、上手く活用できていないのではないかと推測されています。

その為か、妊娠中は黄体ホルモンの量が約40倍に増えるため、PMSの症状が起こりにくくなると言われています。