PMS(月経前症候群)の精神症状の原因の1つとして、βーエンドルフィンが関係しているかも知れません。

βーエンドルフィンは主に脳内に存在して神経細胞に情報を伝える神経伝達物質で、化学構造がモルヒネにそっくりな事から脳内麻薬とも呼ばれています。

 

PMSの症状に、βーエンドルフィンの低下と過剰の両方が関係しているのではないか?という見方があるようです。

βーエンドルフィンの低下

βーエンドルフィンは楽しいとか気持ちいいなどと感じた時、痛みやストレスを感じた時に脳下垂体から分泌され、多幸感や痛みを和らげる作用をもちます。

 

例えば有酸素運動をする事でも、βーエンドルフィンは分泌されます。
運動後の気持ちよさ、すっきりした感じがβーエンドルフィン分泌の効果なのだそうです。

他にも、自分が楽しい事やワクワクする事を想像するだけでも効果があるそうです。

 

・美味しいものを食べたとき
・熱いお風呂に入る
・リラックスしている時
・笑った時

などにもβーエンドルフィンは分泌されます。

 

PMS患者の血中βーエンドルフィン濃度が低い事も報告されているそうです。

もしかしたら、楽しいとか気持ちいいとか感じる事が少ないなと思いあたる方は、上にあげているような事を意識して実践してみるといい効果が期待できるかも知れません。

βーエンドルフィンの過剰

βーエンドルフィンが過剰になると性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌を抑制します。

性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)からは、黄体形成ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌され、
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促進しています。

そのためβーエンドルフィンの過剰により性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)が抑制されると、生理不順などの症状が起こります。

βーエンドルフィンが過剰 → 性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)が抑制 → 女性ホルモンが乱れる

 

ではどういうことをするとβーエンドルフィンが過剰になるのかを調べてみました。

それは何かに「はまること依存すること」が関係しているかもしれません。

βーエンドルフィンが分泌されると、脳は気持ちいいと感じます。

例えば運動をする、美味しいものを食べる、などをした時に快感や幸せを感じますが、それは長続きはしないものです。

運動辞めれば、満腹になれば、終わります。

それを求め続けると、運動を長時間続けてしまう、食べるのをやめられない、という状態になります。

こうなった時繰り返しβーエンドルフィンが分泌されると過剰な状態になるのではないでしょうか。

 

その1つと考えられるのが糖分の過剰摂取です。

糖分をとり血糖値があがることが脳にとっては快感になること、そして糖分自体にβーエンドルフィンを増加させる作用があります。

砂糖依存症-Wikipedia
糖質と甘味は中毒になる | 大和薬品株式会社

 

砂糖依存症などという言葉もあるくらい、甘い物にはまる方、好きな方も多いですよね。

ですが甘い物の取りすぎがβーエンドルフィンの過剰(女性ホルモンの乱れ)を招いているのかも知れません。

PMSが気になる方で甘い物をとりすぎていると感じる方は、控えたほうがいいのかも知れません。

 

どうしても甘い物が辞めれれない方におすすめなのは、糖分の吸収を遅らせたり、少なくする簡単な方法です。

難消化性デキストリンを甘い物を食べる前に摂取することで、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。

もう1つ、今はやりの糖や脂肪の吸収を抑えるサプリなんかでもいいかと思います。